- ブログのプライバシーポリシーを用意していない!
- プライバシーポリシーや免責事項について知りたい
- 書き方〜掲載方法まで教えてほしい!
こんな悩みを全て解決できます。
この記事でわかること
- プライバシーポリシーとは
- プライバシーポリシーに必要な内容
- プライバシーポリシーの書き方テンプレート
- プライバシーポリシーを作る手順
- 本記事の信頼性
- 子育て中の現役主婦ブロガーが執筆
- 未経験でブログを始めて3ヶ月で6桁の収益化
- X(旧Twitter)フォロワー1,900人超
今回は、「プライバシーポリシーや免責事項とは何か」を解説しつつ、「ブログのプライバシーポリシーの書き方」を具体的にお伝えします。
ブログで収益化を目指すなら、プライバシーポリシーや免責事項の記載は必須です。
「ブログ初心者でも必要なのか?」と悩むかもしれませんが、GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトの審査にも関わる重要な項目となっているので、今すぐ作成しましょう。
記事の後半では、コピペOKのひな形(テンプレート)を紹介しているので、ご自身のブログと照らし合わせて使ってみてくださいね。
それでは、さっそく本文へどうぞ!
目次
ブログのプライバシーポリシー・免責事項とは
はじめに、「プライバシーポリシーと免責事項とは何か」、「記載すべき理由」について解説します。
プライバシーポリシーとは?
プライバシーポリシーとは、個人情報について取り扱い方針を定めたものを指します。
結論、ブログを本格的に取り組むなら、プライバシーポリシーは作成必須です。
ブログ運営では、アクセス解析やお問い合わせフォームなど、個人情報を取得する機会があります。
例えば、
- 個人情報
- 名前
- メールアドレス
- 年齢
- 性別
- 住所
といった個人情報の取り扱いについて明記する必要があります。
ブログを始めたらほとんどの方はプライバシーポリシーが必須ですね。
免責事項とは?
免責事項には、ブログ情報を元に発生する可能性があるトラブルについて、「どこまで責任を負うか」を記載します。
特に、アフィリエイトで商品やサービスを紹介しているブログだと、ユーザーと商品がマッチしない可能性もあります。
万が一のトラブルを回避するために、「〇〇の場合は責任を負いません」と書いておきましょう。
免責事項をあらかじめ定めておくことで、ユーザーとのトラブルを防げます。
自分にとっては良くても、読者にとっては「合わなかった!」ということもあるので、アフィリエイトプログラムを利用するなら、必ず用意しましょう!
ブログのプライバシーポリシーの内容4つ
ここでは、プライバシーポリシーに必要な内容を紹介します。
ご自身が利用しているサービスやツールに合わせて、作成してみましょう!
詳しく解説しますね。
1:Googleアドセンス
Googleアドセンスの規約では、以下の情報を記載する必要があります。
プライバシーポリシーには次の情報を記載する必要があります。
サイトのプライバシーポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
・第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
・対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
・これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
(必須コンテンツ-Google AdSenseヘルプ)
長くて、パッと理解するのは難しいですよね...。
かんたんに要約すると、
Googleアドセンスのポイント
- Cookieを利用してユーザに合わせた広告を配信していること
- ユーザ自身でCookieを無効にできること
上記の2点を、プライバシーポリシーに記載しましょう!と書かれています。
「具体的に何を書けばいいかわからない!」という方に向けて、記事後半でテンプレートを用意しているのでご安心くださいね。
Googleアドセンスについての表記は、アドセンス審査前に書いておくことがオススメです!
2:Googleアナリティクス
Googleアナリティクスでは、以下の記載が必要です。
7. プライバシー
お客様は、Google が個人を特定できる情報として使用または認識できる情報を、ハッシュ化されているかどうかにかかわらず、Google に提供せず、かかる行為を第三者が行うことを支援または許可しないものとします。ただし、お客様に提供されている Google アナリティクス機能のポリシーや規約によって許可され、かかるポリシーや規約が適用される状況において、かかる Google アナリティクス機能のために Google に提供される情報が業界基準を用いてハッシュ化されている場合に限っては、この限りではありません。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意したうえでそれに準拠し、ユーザーから情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規則を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、Cookie、モバイル デバイスの識別子(例: Android の広告 ID、iOS の広告 ID)、またはデータの収集に使われる類似技術の使用について、そのプライバシー ポリシーで通知する必要があります。また、Google アナリティクスの使用と、Google アナリティクスでデータが収集および処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報は、「Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用」のサイト(www.google.com/policies/privacy/partners/や、Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを目立つように表示することで開示できます。
(Googleアナリティクス利用規約)
ざっくり解説すると、
Googleアナリティクスのポイント
- Cookieを使用している
- Googleアナリティクスを使用している
- Googleアナリティクスでデータ収集される仕組みについて
上記の内容を、プライバシーポリシーに盛り込みましょう!
3:Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトの規約では、以下の記載が必須です。
5. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
(Amazonアソシエイト・プログラム運営規約)
Amazonアソシエイトは、表記すべき文言まで指定されているので、わかりやすいですね。
Amazonアソシエイトのポイント
以下の文言を明記する。(「〇〇」には自分のサイト名を記載)
『〇〇は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。』
上記の文言をサイト内に記載すればOKです。
4:お問い合わせフォーム・ コメント機能
お問い合わせフォームやコメント欄では、以下の個人情報を取得するため、取得した情報をどのような目的で使用するのか、明記する必要があります。
- お問い合わせフォーム・コメント欄の個人情報
- 名前
- メールアドレス
- IPアドレス
- お問い合わせ/コメント内容
ポイントとしては、以下のとおり。
お問い合わせ・ コメント機能のポイント
- お問い合わせフォームやコメント機能で取得する情報について
- 取得した情報の利用目的と保護について
上記の内容を、しっかりと明示しましょう!
こちらも記事後半でテンプレートを用意しているので、参考にしてくださいね。
ブログの免責事項の内容
つづいて、免責事項に必要な内容をお伝えします。
- 当サイトを利用して生じた不利益には責任を負わない
- 必ずしも100%の正確性を保証するものではない
ユーザーとのトラブルを未然に防ぐためにも、免責事項はしっかり明記しましょう。
もちろんサイト運営を雑にするのはNGですよ!
その他に書くべき内容2つ
プライバシーポリシーや免責事項と合わせて、ブログに書くべき内容を紹介します。
順に解説していきます。
1:著作権・肖像権
著作権には、ブログ内の文章や画像の無断転載がNGであることを明記します。
著作権について
- ブログ内の文章や画像の無断使用、転載の禁止
- 著作権、肖像権を侵害した場合は、すぐに対処する
- 引用する際は、引用元を明記する
「意図的ではないが、確認不足で著作権を侵害してしまった」なんて可能性もあるかもしれません。もし問題があれば、しっかり対応する旨を明記しましょう!
2:リンクについて
リンクについて、以下のように明記しましょう。
リンクについて
- 当ブログはリンクフリーであること
- 引用の出典をお願い
- インラインフレームの禁止
トラブルの可能性を減らすためにも、対策としてきちんと明記しておきましょう。
リンクフリーと明記しておくことで、他のサイトから被リンクの獲得(リンクを貼ってもらえる)や、SNSでシェアしてもらえる可能性が高くなりますよ!
【ひな形あり】ブログのプライバシーポリシーの書き方
ここでは、プライバシーポリシー・免責事項の書き方サンプルを用意しました。
0から作るのは難しいと思うので、以下を参考に、自分に合った「プライバシーポリシー」や「免責事項」を作成してみてくださいね。
一つずつ紹介します!
各項目ごとに、ひな形(テンプレート)を用意しています。
内容をしっかり読んで確認した上で、コピペしてね!
1:プライバシポリシーのひな形
太字の部分は、ご自身のサイトに合わせて変更してください。
他にも利用しているサービスが異なれば、内容は適宜修正してくださいね。
- 当サイトに掲載されている広告に関して
当サイトでは、第三者配信の広告サービス([ Googleアドセンスなどの、広告サービス名を入れる ])を利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。 またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをご覧ください。
また、[ サイト名 ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
- 当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにクッキー(Cookie)を使用しております。トラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。この規約に関して、詳しくはこちらをご確認ください。
今回は、Googleアナリティクスを参考に記載しているので、ご自身が使用しているツールに合わせてくださいね!
- 当サイトへのコメントに関して
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。なお、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
1.特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
2.極度にわいせつな内容を含むもの。
3.禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
4.その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
2:免責事項のひな形
免責事項は、当ブログの情報で発生した不利益に関しては責任を負わないこと、提供する情報が必ずしも正確である保証ができないことが記されています。
アフィリエイトプログラムを利用している方は必須項目です。
当サイトに掲載する情報は、可能な限り記事公表時点の正しいものを提供するよう努めております。ただし、提供している情報、リンク先などにより、いかなる損失や損害などの被害が発生しても当サイトでは責任を負いかねますので、ご了承ください。
リンク先の商品は当サイトが販売しているのではなく、各リンク先店舗での販売となります。購入方法、その他お問い合わせは各店舗までご確認ください。商品購入に関するトラブルに関しては、当サイトでは責任を負いかねますのでご了承ください。
3:著作・肖像権のひな形
サイト内コンテンツの著作権、肖像権についての内容です。
こちらも、太字の部分はご自身のサイトに合わせて変更してくださいね。
当サイト「[ サイト名 ]」に掲載されている情報についての著作権は放棄しておりません。引用をする際は、「引用元の明示」をお守りください。
ただし、全文転載はお断りいたしております。著作権法で定められている引用の範囲を超えて、無断で転用・使用することを禁じます。引用許可範囲についても、事前予告なくこれを変更する事があります。
4:リンクのひな形
リンクフリーであること、リンクを引用する際の注意点について記載しています。
当サイトは、基本的にリンクフリーです。リンクを張る際の許可などは、不要になります。記事の引用などを行う際は、引用元としての記載をお願い致します。ただしインラインフレームの使用や、画像への直リンクなどは禁止させて頂いております。
WordPressブログにおけるプライバシーポリシーの作り方
ここからは、先ほど紹介したひな形(テンプレート)を使って、実際にブログにページを作っていきましょう!
プライバシーポリシー・免責事項の作り方は、以下の3STEPです。
- 固定ページを作る
- パーマリンクを設定する
- フッターメニューに表示する
順番に解説しますね!
1:固定ページを作る
まずは、固定ページを作成します。
WordPress管理画面から「固定ページ」→「新規追加」をクリックします。
下記のように、「プライバシーポリシー・免責事項」の内容を順番に入力していきます。
2:パーマリンクを設定する
パーマリンクは英語表記にしておきましょうね。 パーマリンクの設定方法は、以下のとおり。
記事編集画面の右メニューバーから「固定ページ」を選択。
URLの部分を英語表記に変更すればOK!
たとえば、「privacy-policy」みたいな感じですね。
パーマリンクの設定ができれば、「公開」をクリックして完了です!
3:フッターメニューに表示する
固定ページを公開できたら、ブログ内に表示する設定をします。
今回は、フッターに表示する手順を解説しますね。
WordPress管理画面の「外観」→「メニュー」→「新しいメニューを作成しましょう」を順にクリック
「プライバシーポリシー」を選択し、「メニューに追加」をクリック
「フッターメニュー」→「メニューを保存」をクリック
サイトのページ下部に「プライバシーポリシー」と表示されていればOK!
ページ内容が反映されているか確認できたら、完了です。
今回は、フッター(ページ下部)に設定しましたが、ヘッダー(ページ上部)でも問題ありませんよ。
プライバシーポリシー・免責事項で信頼されるブログを作ろう
今回は、プライバシーポリシー・免責事項の書き方について解説しました。
改めてまとめると、
- プライバシーポリシーは個人情報の利用目的・保護を記載するもの
- 免責事項は商品トラブルに関して記載するもの
- ブログを収益化するならどちらも必須
ブログ運営において、プライバシーポリシー・免責事項の設置は必要不可欠です。
GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトの審査にも関わる項目なので、初心者の方は今すぐ作っておくと安心ですね。
さらに、プライバシーポリシーや免責事項のページがあれば、ブログの信頼性もアップしますよ。
後回しにせず、この記事を参考にして作ってみてくださいね!
わたしは、「後でやろう」とすっかり忘れてしまっていた苦い思い出があります....!
この記事の手順に沿ってやれば、10分で終わりますよ!
ちなみに、これからブログを作りたいという方は、下記の記事を参考にどうぞ!