この記事で解決できる悩み
- ブログの記事構成って何?
- 記事構成の重要性を知りたい!
- 読みやすくなる記事構成の作り方を知りたい!
- 記事構成を作るコツを知りたい!
- 簡単に記事構成が作れるテンプレートが欲しい......
本記事の信頼性
現在運営している『ブログ博士』では、子育て主婦でもできる『ブログ収益化のコツ』を発信しています。
こんにちは、くる(kuru_blog)です!
今回は、『ブログの記事構成の作り方』を初心者の方に向けて解説します!
この記事を読んで、記事構成の作り方を攻略できれば、多くの人に読まれる記事を作れるようになります。
『記事を書くのになにから始めていいかわからない!』という人は、ぜひ構成を作ってみましょう!
『今より読みやすい記事を作りたい!』と考えている人は、この機会に構成を見直してみましょう。
記事の前半では、必要な準備作業から実際に記事を作る手順までを解説し、記事の後半では、基本のテンプレートを紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
目次
ブログの記事構成とは
ブログの記事構成とは、『記事の設計図』のようなものです。
家づくりにおいて『設計図』なしで家は作れないのと同じで、ブログも『構成』がないと読みやすい記事を作ることはできません。
記事構成の出来次第で、記事の仕上がりは大きく変わりますよ!
記事構成を作り込むべき理由は、次で解説します。
実際にこの記事も、1〜2時間ほどかけて構成案を作ったうえで執筆しています。
構成案を作るべき理由2つ
記事の構成案を作るべき理由は、下記の2つです。
構成案を作るべき理由2つ
- 読者が理解しやすい記事を書ける
- 記事をスムーズに書ける
構成を先に作っておくことで、記事で伝えたい内容を見失わず、読者が理解しやすい記事づくりが可能です。
思いつきで記事を書くと、途中で『結局、何が言いたいんだっけ?』と文章がまとまらないなんてことも。
事前に構成案を作って『記事で伝えたいこと』や『全体の流れ』を把握しておくことで、記事づくりがスムーズになり、読者が読みやすい記事を作れます。
記事構成を用意することで、内容に対して漏れがないかチェックできるため、質の良い記事づくりができますよ!
ブログ記事構成の3つの要素
ブログの記事構成は、以下の3つの要素で構成されています。
ネット上で見かける記事の多くは、上記の型に当てはまります。
1.書き出しパート
書き出しパートは、読者が記事を開いて最初に目にする部分で、リード文とも言われます。
リード文を読んだ読者に『記事のつづきを読みたい!』と思ってもらうために書く必要があります。
どんなに良い情報が書かれている記事でも、本文まで読み進めてもらえなければ意味がありませんよね。
ブログを読むかどうかは、リード文にかかっていると言っても過言ではありません。
書き出しの書き方については、下記の記事でくわしく解説しています!
>>魅力的なブログの書き出しが作れるテンプレート3つ!例文付きで解説
2.本文パート
本文パートは、記事のメイン部分でして、読者が抱える悩みや疑問を解決する役割があります。
読者にわかりやすくするために、『結論ファースト』を心がけましょう。
とくに見出しは、パッと見て本文の内容がわかるようにします。
記事で伝えたいことをきちんと伝えて、読者の悩みを解決しましょう。
本文の書き方については、下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
>>【ブログ記事の書き方】読まれる文章が書ける16のコツ!初心者向けに解説します
3.まとめパート
まとめパートは、記事の要点を伝える部分です。
さらには、『読者に次の行動をうながす』役割があります。 具体例は以下のとおりです。
読者に次の行動をうながす具体例
- サービスへの登録
- 商品の購入
- 他の記事へ移動
- SNSのフォロー
- メルマガの登録 etc
記事を読んだ読者に、次のアクションを起こしてもらえるよう工夫します。
本文を書いて満足しがちですが、最後まで気を抜かずに、まとめパートを仕上げましょう!
【前提】記事構成を作る前にやるべきこと
記事を書く前には、必ず『キーワード選定』をしましょう!
検索キーワードを決めてから構成案を作らないと、『読者の悩み』がイメージしにくいからです。
たとえば、ブログの始め方がわからない人は『ブログ 始め方』、ブログの書き方を知りたい人は『ブログ 書き方』というように、複数の単語(キーワード)を組み合わせて検索をします。
基本的に、検索キーワード=読者の悩みなので、事前にキーワードを選んでから記事を書きましょう!
検索キーワードの選び方がわからない人に向けて、以下の記事で『キーワード選定のやり方』を解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてください!
>>【初心者必見】ブログのキーワード選定のやり方7ステップとコツ!
この記事では、『ブログ 記事 構成』という検索キーワードを選び、構成案を作成して記事を書いていますよ!
ブログの記事構成の作り方6ステップ
検索キーワードを選んだら、ブログの記事構成を作っていきましょう!
記事構成の作り方6ステップ
それでは、ひとつずつ解説していきます!
1.想定読者を設定する
まずは、記事を読む人が『どんな人なのか』を設定しましょう。
不特定多数の人に向けて書くより、『この人なら何を知りたいかな?』と1人に向けて書くことで、結果的により多くの読者に刺さる記事を書けます。
下記の項目に沿って、書き出してみましょう。
- どんな生活スタイルなのか?
- どんなことに悩んでいるのか?
- その悩みを解決して実現したいこと(目的)は何か?
- 悩みを解決する上で、足りない情報は何か?
など、具体的にイメージします。
『過去の自分』をイメージする
簡単なやり方は、『過去の自分』をイメージする方法です。
今回は、『ブログ 記事 構成』を調べる『過去の自分』を例に解説します。
『ブログ 記事 構成』を調べる『過去の自分』
- ブログ初心者
- ブログ記事を何から書けばいいかわからない
- 構成が大事と知ったけれど、作ったことがない
- 実際に構成を作って、記事を書く方法が知りたい
上記のように書き出していくと、必要な情報が見えてきます。
『過去の自分』のほかにも、『友人』や『家族』といった身近な人をイメージしてもOK!
2.競合分析からニーズを分析する
つぎは、実際にGoogleの検索結果画面で上位に表示されている記事をチェックしていきます。
検索結果画面で上位表示されている記事=読者のニーズを追求しGoogleに評価された記事、と言えるでしょう。
具体的には、上位10記事を分析して、下記の項目をチェックしましょう。
検索上位記事のチェックリスト
- 記事タイトル
- 記事URL
- 各見出し
- 解決しようとしている悩みは?
- 足りていない情報はあるか?
- 記事を読んで参考になる情報・データは?
無料で使えるGoogle Chromeの拡張機能『SEO META 1クリック』を使うと、競合分析しやすいですよ。
検索結果画面で上位表示されている10記事を分析すれば、『読者が抱える疑問や悩み』『必要とされる情報』がみえてきます。
3.洗い出したニーズを整理する
想定読者の設定、競合分析で洗い出したニーズを元に、整理していきます。
具体的なニーズが分かれば、『顕在ニーズ』と『潜在ニーズ』に分ける作業をします。
- 顕在ニーズとは
読者自身が自覚している悩みや叶えたい願望 - 潜在ニーズとは
読者自身が自覚していない悩みや叶えたい願望
具体例として、『ブログ 記事 構成』のニーズを洗い出して整理すると、以下のようになります。
顕在ニーズと潜在ニーズに分ける
- 顕在ニーズ
- ブログの記事構成について知りたい
- 記事構成の要素について知りたい
- 記事構成の作り方を知りたい
- 記事構成を作る際の注意点は?
- 潜在ニーズ
- 読まれる記事構成にしたい
- ブログのアクセス数を増やしたい
- 記事づくりをスムーズに進めたい
- 記事構成を書いた後にすることを知りたい
- テンプレートがあれば知りたい
それぞれのニーズの解決策を整理すると、以下のとおりです。
それぞれのニーズの解決策
- 記事構成の基礎を解説する
- 記事構成の要素3つを伝える
- 記事構成を作る前にやること/各要素ごとに作り方を紹介する
- 記事構成づくりのコツを紹介する
- 記事構成が重要な理由で解説する
- 記事構成ができたら文章を書くことを伝える
- 基本テンプレートを紹介する
洗い出したニーズを整理して、それぞれのニーズの解決例を書き出すと、『必ず必要な情報は何か』『読者が本当に求めている情報は何か』を導けます。
読者の読みやすさを優先しよう
先ほど洗い出した解決策を、『読者が読んでスムーズに理解しやすいか?』『読者の悩みを解決するために本当に必要な情報か?』を基準に整理し、並べ替えましょう。
話の流れをわかりやすくすることで、読者が記事の内容を理解しやすくなります。
この記事では、以下のように修正しました。
修正した解決策の流れ
- 記事構成の基礎を解説する
- 記事構成が重要な理由で解説する
- 記事構成の要素3つを伝える
- 記事構成を作る前にやることを解説する
- 記事構成の作り方を解説する
- 記事構成を作るコツを伝える
- 記事構成ができたら文章を書くことを伝える
- 基本テンプレートを紹介する
『この記事をはじめて読んでも理解しやすいか?』を何度も考えて、話の流れを決めましょう!
4.見出しの構成を作る
洗い出した解決策をもとに、見出しを作りましょう。
見出しの構成を作るポイントは、次のとおりです。
見出しの構成を作るポイント
- 記事の内容が伝わるか?
- 見出しは階層構造が作れているか?
- 見出しにキーワードを含めているか?
- 見出しが長すぎないか?
先ほど整理した『解決策』を『見出し』に反映すると、以下のようになります。
見出しの例
- ブログの記事構成とは
- ブログ記事構成の3つの要素
- 【前提】記事構成を作る前にやるべきこと
- ブログの記事構成の作り方6ステップ
- ブログ記事構成を作るコツ3つ
- 記事構成ができたら、文章を書こう!
- 【マネしてOK】記事構成の基本テンプレート
- まとめ:記事構成を作って読まれる記事を書こう
これで見出しは完成です!
見出しの作り方については、下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください!
>>ブログの見出しの作り方4ステップ!書き方のコツも解説します
5.記事タイトルを作る
タイトル案をいくつか書き出し、仮タイトルを決めましょう。
タイトルの最終決定は本文執筆後でOK!
実際にタイトル案を書き出した例は、下記のとおりです。
上記画像のように、タイトル案は、最低でも5個以上書き出すと良いですね。
記事タイトルのつけ方は、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
>>ブログ記事タイトルの付け方10選【具体例と決め方を紹介】
6.見出しごとに『伝えたいこと』を書き出す
見出しが完成したら、見出しごとに『伝えたいこと』を書き出しましょう。
なんとく文章を書き始めると、伝えたいことがきちんと伝えられず、記事全体のまとまりがなくなってしまいます。
見出しごとに『伝えたいこと』を書き出す上で、以下のポイントを気をつけましょう!
『伝えたいこと』を書く注意点
- 1見出しで伝えたいことは1つに絞る
- 情報量が増えたら階層を下げる
1.1見出しで伝えたいことは1つに絞る
1つの見出しで伝えたいことは1つに絞りましょう。
なぜなら、伝えたいことが明確になっていると、読者にストレスなく情報を届けられるからです。
たとえば、『ブログの記事構成が重要な理由』という見出しを書くなら、以下のようになります。
伝えたいことが2つ以上ある時は、必ず見出しを分けましょう!
2.情報量が増えたら階層を下げる
1つの見出しで情報量が増えそうなら、H3・H4見出しを活用して、階層を下げましょう。
1見出しの行数の目安は、4〜5行程度です。
この記事の見出しは、以下のように作っているので参考にしてくださいね。
1見出しで4〜5行に収まらない時は、H3・H4見出しを活用しましょう!
- 最終チェックをしよう
ここまでできたら、全体の最終チェックをしましょう!
記事構成をチェックするするポイントは4つです。
記事構成のチェックリスト
- 全体の流れはわかりやすいか?
- 見出しはシンプルになっているか?
- 1つの見出しで伝えたいことは1つか?
- 解決できる悩みは明確か?
確認ができたら、これで記事構成は完成です!
ブログ記事構成を作るコツ3つ
ブログの記事構成を作るコツ3つを実践して、より読みやすい記事を作りましょう!
記事構成を作るコツは、以下のとおりです!
記事構成を作るコツ3つ
1.わかりやすい言葉に言い換えよう
むずかしい用語は、わかりやすい言葉に言い換えましょう!
専門用語や難しい言い回しばかりだと、読者が内容を理解しづらくなり、記事から離脱してしまう可能性も。
たとえば、初心者がターゲットのブログであれば、基本的な知識から丁寧に説明する必要があります。
文章を書いたら、『読者が読みやすい文章になっているか?』を考えて、何度も読み返してチェックしましょう!
『読者に寄り添った記事づくり』を心がけましょうね!
2.基礎知識は最初に伝えよう
記事を読み進める上で必要な基礎知識は、はじめに読者に伝えましょう。
なぜなら、基礎知識がないと、記事を読んでいても内容がわからなくなってしまうからです。
この記事では、『ブログの記事構成の作り方』を解説していますが、『そもそも記事構成ってなに?』という疑問を、下記の見出しで解決しています。
- ブログの記事構成とは
- ブログ記事構成の3つの要素
記事を理解するために必要な情報は、必ず最初に伝えましょう。
3.上位記事を分析しよう
記事構成を作る時は、きちんと上位記事を分析しましょう。
先ほど、競合分析で読者のニーズを洗い出す方法を解説しましたが、ここではさらにステップアップできるコツを紹介しますね。
下記のポイントを参考にしてみてください!
上位記事を分析するコツ
- どんな画像や図解が使われているか?
- 内部リンクはあるか?
- それぞれどこに設置されているか?
上記のように、上位記事を隅々までチェックして、必要であれば自分のブログに取り入れていきましょう!
記事構成ができたら、文章を書こう!
記事構成ができれば、いよいよ本文を書き進めましょう。
作った記事構成をもとに文章を書き進めていきますが、肝心の文章が読みにくければ、読者に離脱されてしまいます。
以下の『ブログ記事の文章を書くコツ』を意識してみてくださいね。
文章の書き方コツ7つ
- 一文は短くしよう
- 同じ接続詞は避けよう
- 同じ文末を3回以上続けて使わない
- 不要な語句は消去しよう
- 回りくどい表現は避けよう
- 漢字・ひらがなのバランスをみよう
- 誤字脱字をチェックしよう
さらに読みやすい文章を作るコツ9つ
- 箇条書きを使おう
- 数字を使おう
- 画像・図解をいれよう
- 文字を装飾しよう
- 会話吹き出しを使おう
- わかりやすい言葉に変換しよう
- 係り受けは正しく使おう
- 指示語は削ろう
- 同じ語句を繰り返さない
書き方のコツを知っているだけで、ぐんと読みやすい文章に仕上がりますよ!
くわしくは下記の記事で解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
>>【ブログ記事の書き方】読まれる文章が書ける16のコツ!初心者向けに解説します
【マネしてOK】記事構成の基本テンプレート
ここでは、実際に使える『記事構成の基本テンプレート』を紹介します。
記事構成づくりが不安な方は、ぜひ基本テンプレートを参考に、記事構成を作ってみてください!
記事構成の基本テンプレート
- 定義・基礎知識
- 重要性・理由・メリット・デメリット
- 事前準備
- 方法・ステップ・手順
- コツ・注意点
- 〜が終わった後にやること・よくある質問
この記事の記事構成も、基本テンプレートに当てはまります。
- 定義:ブログの記事構成とは
- 重要性:ブログ記事構成の3つの要素
- 事前準備:【前提】記事構成を作る前にやるべきこと
- 方法:ブログの記事構成の作り方6ステップ
- コツ:ブログ記事構成を作るコツ3つ
- 〜が終わった後にやること:記事構成ができたら、文章を書こう!
ぜひ、基本テンプレートを活用して、記事構成を作ってみてくださいね!
ただし、『本当にユーザーに求められる記事構成を考える』ことが大事です!
この記事で解説した記事構成を作る手順を参考に、基本テンプレートを使って、さらに『競合に足りない情報』を肉付けしていきましょう!
まとめ:記事構成を作って読まれる記事を書こう
この記事では、ブログの記事構成の作り方を解説しました。
さいごに、あらためて『記事構成を作る6ステップ』をおさらいしましょう!
記事構成の作り方6ステップ
- 想定読者を設定する
- 競合分析からニーズを分析する
- 洗い出したニーズを整理する
- 見出しの構成を作る
- 記事タイトルを作る
- 見出しごとに『伝えたいこと』を書き出す
記事構成を作る手順が理解できたら、下記の基本テンプレートを使って、実際に記事構成を作っていきましょう!
記事構成の基本テンプレート
- 定義・基礎知識
- 重要性・理由・メリット・デメリット
- 事前準備
- 方法・ステップ・手順
- コツ・注意点
- 〜が終わった後にやること・よくある質問
記事構成を作ることで、読者にとって必要な情報を届けられます。
慣れないうちは大変かもしれませんが、慣れると同じ作業の繰り返しなので、効率よく『質の高い記事』を作れるようになりますよ。
記事構成しだいで、記事の仕上がりが変わると言っても過言ではありません!
ぜひ、この記事を繰り返し見ながら、記事構成を作ってみてくださいね。
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました!