この記事で解決できる悩み
- ブログの見出しが重要って本当?
- 見出しの作り方を知りたい!
- 注意点やコツもあれば教えてほしい!
こんにちは、くる(kuru_blog)です。
ブログにとって「見出し」は重要です。
正しい見出しをつければ、「読者」や「Google」から評価されるブログを作ることができます。
また、読者やGoogleに役立つだけでなく、書き手にとってスムーズに記事を書けるようになりますよ。
一方で、注意点やルールを知らずに見出しをつけていると、そもそもブログが読まれなくなってしまう可能性も。
今回の記事では、見出しの作り方やコツ、注意点について解説するので、必ず最後までチェックしてくださいね!
それでは、やっていきましょう!
本記事の信頼性
現在運営している『ブログ博士』では、子育て主婦でもできる『ブログ収益化のコツ』を発信しています。
目次
見出しとは
ブログの見出しとは「トピック(話題)ごとのタイトル」のこと。
ブログ記事は、複数のトピック(話題)で作られており、それぞれの内容を要約した文章が「見出し」です。
たとえば、「ブログの書き方」というテーマの記事では、以下のような見出しが作れます。
「ブログ 書き方」の見出し例
- ブログの書き方が重要な理由
- ブログを書く手順3つ
- 読まれる文章を書くコツ
見出しを見ると、大まかな記事の内容が想像できます。
読者に「自分が知りたい情報だ!」と思ってもらえれば、記事を読み進めてもらえますよ。
見出しは「読者が記事を読み進めるかどうか」を決める判断材料になります。
見出しの種類
ブログの見出しは、h1・h2・h3・h4・h5・h6の6段階(レベル)に分かれています。
数字が小さいほど重要で、種類によってそれぞれ役割があります。
見出しの適切な使い方を知って、きちんと使い分けましょう!
では、くわしく解説していきます!
h1はタイトル(大見出し)
h1(大見出し)は、ブログ記事のタイトルに用います。
記事タイトルをつけるポイントは、以下のとおりです。
記事タイトルをつけるポイント
- 文字数は35文字前後におさめる
- 記事で狙うメインキーワードを含める
タイトルを正しくつけることで、ユーザーにクリックされやすくなります。
タイトルのつけ方については、下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
>>ブログ記事タイトルの付け方10選【具体例と決め方を紹介】
h2は章ごとのテーマ(中見出し)
h2(中見出し)は、記事内の章ごとにつける見出しです。
h1はタイトルにしか使わないので、文章の中ではh2が最も大きい見出しとなります。
h2を使うときは、以下のポイントを意識してみてくださいね。
h2を使うときのポイント
- 章の内容を簡潔に伝える
- 文字数は20文字前後にする
- キーワードを含める
読者がh2を見れば、記事全体の大まかな内容がわかるようにしましょう。
伝えたい情報が一つにまとまらない時は、次で紹介するh3を用いて補足してくださいね。
h3はh2の補足(小見出し)
h3(小見出し)は、h2の内容を補足するときに用います。
h2に情報を詰め込むと読者に伝えたいことが散乱してしまうので、そういった時に使うのがh3、というわけです。
たとえば、当ブログでは下記のように使用しています。
「1見出し(h2)につき伝えたいことは1つ」というルールに従って、伝えたいことが2つ以上になるときは、h3を使って補足しています。
Google拡張機能「SEO META 1 CLICK」を使うと、競合がどんな見出しタグを使っているか確認できるので、ぜひ参考にしてみてください!
h4はさらに細かい分類や補足
h4は、h3のさらに細かい分類や補足に用います。
h4につづいてh5、h6とありますが、ほとんどはh4までしか使いません。
理由は、記事の内容が複雑になり、読者が読みにくくなってしまうからです。
h5以降の見出しを使わずに、読みやすい記事を作るコツは以下のとおりです。
- h2を用いて「よくある質問」で補足する
- 新しくh3を作る
もしもh5以降の見出しを使いたいときは、一度記事の構成を見直してみてもいいかもしれませんね。
ブログに見出しをつける4つの効果
ブログ記事に見出しを付けることで、以下のような4つの効果があります。
見出しを付ける効果4つ
見出しは、読者や検索エンジン、書き手にとっても重要な要素です。
ここでは見出しをつけて得られる効果について、それぞれ解説します。
1.記事の要点がわかりやすくなる
見出しを用意すれば、記事の要点がわかりやすくなります。
なぜなら、トピックごとの要点を書き出した見出しがあることで、見出しを見るだけで記事の要点がわかるからです。
「この文章で伝えたいことはなんだろう?」と考えながら読むと、内容は頭に入りづらいですよね。
そのため、まず見出しで要点を伝えることで、読者が記事の要点を把握でき、読みやすくなります。
2.目次で記事の全体像を把握できる
見出しで構成される目次を見れば、記事の全体像を把握できます。
つまり、読者が「自分にとって必要な情報があるか」を一目で確認できます。
目次を用意するメリットは、以下のとおりです。
目次を用意するメリット
- 求めている情報があるか判断できる
- 記事の構成を把握したうえで読み進められる
- 目次から必要な情報だけにアクセスできる
上記のように、目次があれば読者の利便性も上がります。
また、目次を見て「この記事には自分に必要な情報がある!」と分かれば、期待感を持って記事を読み進めてもらえますよ!
目次はWordPressテーマによって、自動で導入されているケースもあるようです。 なければ、WordPressのプラグインで簡単に設置できますよ!
3.文章を書きやすくなる
見出しを用意することで、記事が書きやすくなります。
見出しを作るまでに、読者のニーズを整理して大まかなテーマを決め、記事で伝えたい要点がはっきりするからです。
見出しが決まれば、その見出しで書く本文の内容も決まるためスムーズに文章を書ける、というわけです。
また、見出しなど「構成」を作る作業は、記事を作る上で最も時間をかける部分です。
それほど構成は重要で、構成があればゴールに向かって書きやすくなります。
つまり、記事構成は「記事の設計図」のようなもので、「読者に必要な情報をどんな順番でどう伝えるか」などを決めておきます!
読者にとって読みやすい記事に仕上げられるため、まずは見出しをもとに記事構成を作ってみましょう。
記事構成については、下記の記事で解説しているので、ぜひ合わせてご覧ください!
>>ブログ記事構成の作り方6ステップ!超基本テンプレートも公開します
4.SEO対策ができる
見出しの付け方を工夫すれば、SEO対策に役立ちます。
SEOとは
「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略語。
SEO対策とは、Googleなどの検索結果画面で上位に表示されるよう対策することです。
Googleは「ユーザーにとって役立つ情報か?」を基準に、Webページを評価します。
Googleに評価される=検索結果で上位表示される、という仕組みです。
その上で、h2・h3などの見出しタグは、Googleがページの内容を認識する手がかりとなります。
ほかにも、見出しによって読者が記事を読み進め内容に満足されれば、SEO対策に繋がります。
Googleから見出しを正しく認知されるためにも、適切な見出しの使い方をしましょう。
ブログの見出しを作るときの注意点
ここでは、見出しを作るときの注意点をご紹介します。
見出しを作るときの注意点
では、一つずつ解説していきます!
h1はタイトルにのみ使う
h1は記事タイトルに使うため、1記事につき一度しか使いません。
そのため、本文ではh2から使用します。
「タイトルはh1、本文はh2から使う」と最初におさえておきましょう。
数字の小さい順から使う
見出しタグには、使用する順番が決まっています。
h1は記事タイトル、本文中はh2〜h6を使い、必ず数字が小さい順から使用しましょう。
注意点としては、階層構造を意識しましょう。以下では、NG例を用意しました。
上記画像では、h2〜h6の順番がバラバラになっていますね。以下では、正しい順に改善しました。
見出しは「h2→h3→h4→h5→h6」と必ず数字の小さい方から使用しましょう!
キーワードを含めすぎない
SEO対策として、見出しにキーワードを含めるのは有効です。
しかし、不自然なほどキーワードを入れると、ユーザーが読みづらくなってしまうため注意しましょう。
見出しに含めるキーワードは「h2・h3まで」がベターかと。
とにかく「ユーザーが読みやすいか?」を重視しましょう!
読まれる見出しを作る4ステップ
ここからは、読まれる見出しの作り方を解説していきます。
見出しを作る手順は以下のとおりです。
読まれる見出しを作る4ステップ
「読者が何を知りたいか」を追求して、見出しに盛り込むことで「読まれる見出し」になります!
1.キーワードを決める
まずはキーワードを決めましょう。
そもそも、読者の悩みを解決して「読まれる記事」を書くために、読まれる見出しを作ります。
そのため、最初に「キーワード選定」をして「読者が解決したい悩みや疑問は何か」を探っていきます。
キーワードを決めると、具体的に以下のようなメリットがあります。
キーワードを決めるメリット
- SEOの検索結果で上位表示されやすくなる
- 読者の悩みに寄り添った記事を作れる
読まれる記事を作るためには「検索されるキーワード」を狙って、記事を書く必要があります。
キーワード選定について、以下の記事でくわしく解説しています。 記事を作る上で外せない工程なので、必ずチェックしてください!
>>【初心者必見】ブログのキーワード選定のやり方7ステップとコツ!
キーワードを選ぶ上で「実際にどのくらい調べられているか」を調べるために、検索ボリュームも確認しておきましょう!
検索ボリュームがあるか調べる
キーワードを選ぶ上で、「適切な検索ボリュームか」を確認しましょう。
検索数が多いキーワードは企業や有名ブロガーなどライバルが多く、検索上位に表示する難易度が高いです。
反対に、全く検索されていないキーワードは、そもそも検索する人がいないので記事を読んでもらえません。
そこで初心者におすすめなのは「ロングテールキーワード」を狙う方法です。
ロングテールキーワードとは
検索ボリュームが100前後のスモールキーワード。 3語以上で構成されていることが多い。
ロングテールキーワードで書きつつ、ブログが成長してきたら徐々に大きなキーワードを狙っていきましょう。
2.検索ニーズを考える
キーワードが決まったら、ユーザーの検索ニーズを調べます。
検索ニーズとは「ユーザーが検索を行う目的」を指します。
たとえば、「ブログ 始め方」を調べる場合、以下のような理由が想像できます。
- 初心者でもできるブログの始め方を知りたい
- 具体的な手順を知りたい
- ブログを始めるのに必要な物を知りたい
注意点としては、自分で想像するだけで終わらないようにしましょう。
きちんと手順を踏んで検索ニーズを調べる必要があり、以下の手順でやってみてくださいね。
検索ニーズを調べる方法
関連キーワードを確認する
選んだキーワードの「関連キーワード」から、検索ニーズをイメージできます。
たとえば、検索欄に「ブログ 見出し」と入力してみると、下記のように表示されます。
上記画像の赤枠部分が関連キーワードでして、入力したキーワードに対して関連性が高いキーワードが表示される、というわけです。
無料で使えるキーワード分析ツール「ラッコキーワード」を使うと、一気に関連キーワードが調べられますよ!
- ラッコキーワードで関連キーワードを調べる方法
ラッコキーワードを開いて、「サジェスト」を選択します。
検索したいキーワードを入力して検索すると、赤枠部分に関連キーワードが表示されます。
これで関連キーワードを調べられました!
検査エンジン以外の情報を参考にする
検索エンジン以外の情報もチェックしてみましょう!
理由は、検索エンジンでは表示しきれていない検索ニーズを抽出できるからです。
以下の手段で調べると「実際に調べられた情報」をキャッチできます。
参考にするべき情報
- Yahoo!知恵袋に投稿された質問を見る
- XなどSNSで実際に調べられた情報を見る
上記のような検索エンジン以外の情報から、検索ニーズをイメージする方法もおすすめです。
検索上位ページの見出しを抽出し、検索ニーズを調べる
Googleは「読者ファースト」でコンテンツを評価するため、検索結果で上位表示されている記事=読者の悩みを解決している記事、と言えます。
そのため、検索上位に表示されている記事の見出しを見れば、読者が必要としている情報を洗い出せます。
見出しを抽出する方法として、無料で使えるキーワード分析ツール「ラッコキーワード」がおすすめです。
ラッコキーワードを開いて、「見出し抽出」を選択します。
検索したいキーワードを入力して検索すると、検索結果で上位に表示されるサイトが1位から順に並び、それぞれ見出しを確認できます。
抽出した見出しを、読者の検索ニーズに言い換えましょう。
3.記事に必要な要素を整理する
集めた情報から検索ニーズを言語化できたら、記事に必要な要素を整理していきましょう。
この記事では、以下のように整理しました。
記事に必要な情報か判断するコツは「読者にとって本当に必要な情報か?」という考えを基準にしてください。
そして、不要な要素は削ってしまいましょう!
読者の悩みや疑問を解決するために必要な情報があれば、さらに情報を肉付けしていきます。
4.見出しを作る
読者の検索ニーズを整理できたら、いよいよ見出しをつけていきます。
まずはh2、次にh3、h4...と順番につけていくと決めやすいですよ。
参考までに、この記事では下記のように見出しを作っています。
より見やすい見出しを作るコツは、次の章でご紹介します!
見出しができたらチェックしよう!
きちんと適切な見出しが作れたか、を最後に確認しましょう!
「目次」の見出し一覧をチェックする方法がおすすめですよ。
下記のチェック項目を参考にしてみてくださいね。
見出しの最終チェックリスト
- 1見出しの文字数は多すぎないか?
- 誤字脱字はないか?
- 全体的に見やすいか?
- 見出しを読んで、大まかな内容をイメージできるか?
- 記事全体の流れは最善か?
大半のユーザーがスマホ画面で記事を読むので、必ずスマホ画面でチェックしましょう!
参考までに、最終確認を終え、当記事で完成した見出しは下記のとおりです。
特に、記事全体の流れを俯瞰的にみて「見出しの順番は最善か?」を忘れず確認しておきましょう!
判断する基準は「読者が知りたい順(悩みを解決するために知るべき順)になっているか」です!
細かく感じるかもしれませんが「わかりやすさ」「見やすさ」を、とことん追求しましょう!
さらに見やすい見出しを作る5つのコツ
見出しを作る手順が大まかに理解できたら「見やすい見出し」を意識して作ってみましょう!
ここでは、さらに見やすい見出しを作るテクニックを紹介します!
さらに見やすい見出しを作る5つのコツ
知っているだけでグッと見やすい見出しに仕上げられるので、ぜひ参考にしてみてください!
では、それぞれ解説しますね。
1.シンプルにまとめよう
見出しは「シンプルでわかりやすい」を重視しましょう。
「読者が本当に知りたい情報」に対して「これを読めば解決できますよ!」と直感的に伝えるためです。
文字数としては、20文字以内におさめましょう。
繰り返しになりますが、見出しは「シンプル」「わかりやすい」「長すぎない」を意識してみてくださいね!
2.h2にはキーワードを入れよう
h2には、その記事で狙うキーワードを含めましょう。
理由は、Googleに対して「キーワードに沿って忠実に書いていますよ!」と伝えるためです。
Googleは見出しを見て記事内容を判断しているので、h2見出しにキーワードを含めるとSEO対策に役立ちます。
かといって過剰なほどキーワードを入れるのはNGです。
あくまで「読者の読みやすさ」を優先して、適度にキーワードを入れましょう。
h3も同様で、不自然にならない程度に入れましょう。 違和感を与える表現になる場合は、入れなくてOKです!
3.数字を使おう
見出しには数字を使うと効果的です。
なぜなら、より具体的に文章のイメージがしやすくなるからです。
たとえば、下記の見出しを比べてみてください。
数字の有無による比較
- ブログ初心者が短期間で収入を得る方法
- ブログ初心者がたった3ヶ月で10万円稼いだ方法4ステップ
おそらく後者の方がより魅力的に感じますよね。
当ブログでよく使っている使い方も紹介します。
例文
- 〜のやり方3ステップ
- 〜を始める手順5つ
- 〜のメリット2つ
- 〜をする7つのコツ
上記のように、見出しにはなるべく数字を使いましょう!
4.見出しだけで内容を伝えよう
読者が見出しを見ただけで、その後に続く文章の大まかな内容がわかるようにしましょう。
たとえば、下記のような見出しを用意すると「これから見出しの作り方を学べるんだ!」とわかります。
このように「見出しだけで内容を伝える」ことを心がけましょう。
5.語尾を統一しよう
見出しの語尾を統一すると、見やすさがUPしますよ。
具体例は下記のとおりです。
具体例
- 〜しよう、〜する、など語尾を揃える
- 体言止めを使う
細かいポイントですが、有名なサイトやブロガーは細部までこだわっていますよ!
見出しの作り方コツをマスターして、読まれる記事を書こう!
今回は「見出しの作り方」を注意点やコツと合わせてご紹介しました。
さいごにおさらいをしましょう。
まとめ
- 見出しは「トピック(話題)ごとのタイトル」
- 6種類(h1〜h6)それぞれに役割がある
- 見出しタグは数字の小さい順から使う
見出しを使う大きなメリットは、下記の2つです。
見出しを使うメリット
- Google、読者に内容を伝えられる
- 書き手にとって記事が書きやすくなる
見出しを正しく使えば、Googleや読者だけでなく、自分にとってもメリットがあります。
見出しだけでも意識することが多く面倒に感じるかもしれませんが、こういった小さな積み上げがいずれ大きな差に繋がります。
慣れないうちは大変ですが、数をこなすうちに慣れるので安心してくださいね。一緒にがんばりましょう!
見出しを使いこなして、より良い記事に仕上げましょう!
見出しができたら、次は本文を書き進めていきます。
文章の書き方は、下記の記事でくわしく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
>>【ブログ記事の書き方】読まれる文章が書ける16のコツ!初心者向けに解説します
また、メタディスクリプションの書き方も習得しておきましょう!まだできていない方は、下記も合わせてご覧ください!